2024年7月に認可保育園で0歳児をダンボールに入れて隔離していたということが発覚しました。
この記事を読めば、どうしてダンボールに隔離することになったのか、そして手足口病とは何かがよくわかります。
認可保育園で0歳児をダンボールに隔離
2024年7月に福岡市の認可保育園で、手足口病に感染した疑いのある0歳の園児をダンボール箱に入れて、園内の事務室で一時隔離していたことがわかりました。
保育園としては、
「手足口病とみられる発疹の症状が悪化し、他の園児や職員への感染を防ぐためだった」
と説明しています。
福岡市としては、不適切な保育だとして口頭で注意し、改善を求めたようです。
手足口病とは?
手足口病は口の中や手足などに水疱を伴う複数の発疹が出る感染症です。
子供を中心に夏に流行することが多く、感染者の半数を2歳以下が占めています。
小学生でも流行することがたまにありますが、成人を含めた小学生以上の大半がすでにどこかのタイミングでウィルスの感染を受けているので、成人での発症はあまり多くない感染症です。
手足口病では出席停止にならない?
手足口病では出席停止期間というものはありません。
保育園や学校を何日間をは休まないといけないと国が定めた感染症ではないので、個々の判断ということになります。
今回のケースの場合、いつから目に見える感染が確認されていたのかにもよりますが、保育園に何かあった時に隔離をしておける部屋があると良かったのかなと思います。
感染症は手足口病だけではなく、全ての親が感染が確認されてからすぐに迎えに来れるわけではないので、何らかの対策が今後必要になってくると思います。